■大豆の栄養素
豆乳に含まれる栄養素について、ご説明しましょう。
豆乳は、大豆から作られていますが、大豆のもっとも
代表的な栄養素は大豆イソフラボンという栄養素です。
大豆イソフラボンは、大豆の胚芽(芽)に含まれる
成分で、フラボノイドの一種です。
イソフラボンは、研究により、女性ホルモンのエスト
ロゲンに構造がよく似ていることがわかりました。
更年期障害、骨租しょう症、ガンなどの予防や改善
効果についての研究がさらに進められています。
大豆に含まれるレシチンは自然の動物や植物の細胞内
に必ず存在する成分です。細胞に酸素や栄養の吸収
する作用があり、不要物の排出など、生理的な機能を
促進して、新陳代謝をスムーズにします。
また、血液中の悪玉コレステロールをきれいに溶かし
てくれるので、血液循環をよくする働きがあります。
大豆レシチンから作られるコリンという成分は、脳の
神経伝達物質であるアセチルコリンという成分にかわり、
これによって脳神経の働きが活発になります。記憶力
や集中力が高まり、脳の老化・認知症状の予防にも
つながります。
近年の研究で脳内のアセチルコリンの不足は、アルツ
ハイマー (認知症) と関係があることがわかりました。
アセチルコリンの成分は、アルツハイマーの治療薬と
して用いられています。現代人には、レシチンが不足
している人が多いと言われています。わたしたち人間
の心身の健康を維持していくためにも、豆乳は必要
不可欠な食材であることがわかりますね。
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